セールの落とし穴
セールは減る利益を人数で埋める形のビジネスです。
なので、値下げをする場合は、『情報』を伝える事とセットで行わないと意味がありません。
物が無い時代は『お得情報』は通常の『情報』より伝達力が高かったので、特に『情報』を届ける努力をしなくてもそれなりに効果がありました。
しかし今は伝達力が弱くなっています。
その結果、どうなるかと言うと、普段買っている人が安く買っていくだけになります。
仮にお得意さんが100人いるとして定価の場合は100円の利益がでるとします。
100人×100円で定価の場合の利益は10,000円です。
ではセール時の利益を80円とします。
『情報』を伝えることをしなければ、顧客の数は変わらないので100人、
100人が80円で勝っていき利益が8,000円
と単純に利益を落として辛くなるだけなのです。
この例の場合でも顧客を124人にしないと同じ利益をとることができなません。
24%も顧客を増やすって凄いことです。中々出来ません。
だから、セールは『情報伝達力』が無い人間がやっても、ただ、自分の首を絞めるだけです。
人は常に安い物を求めているわけではありません。
【安いか高いかしか情報が無いから】
値段が判断の基準になってしまっているんです。
お客様の【判断の基準】を変えるためには、どうすればいいのかというと、それは『情報』です。
ではどうやって『情報』を出したらいいでしょうか?