ホームページが万能というウソ
情報を出すというと皆さんが真っ先に思い出すのがホームページだと思います。
でも、それに関して皆さんが決定的に勘違いしている場所があります。
それは、ホームページはかならず『検索』しないと出てこないという事です。
『検索窓に調べたい情報 に関するキーワードを入力しなければならない。』
つまり、
【知らない情報は探せないし、思い出さない事は探さない】
という意味です。
つまり、『貴方のお店の存在』を知らない人、もしくは知っていても思い出さない人は
永遠にその『情報にたどり着く』ことが出来ない。
これを『PULL(プル):引き型』の情報といいます。
もちろんSEOと呼ばれる検索最適化もあります。
検索される言葉に対してホームページの順位を上げるというものですね。
しかしながら【○○ 通販】みたいに全国的に通用するキーワードはとても高いですし、
大量生産が出来ないところが、1個百何十円の物を売って払っても、とても費用に合うとは思えません。
では、『貴方のお店』が新商品を作ったとして、それを『ホームページだけで』情報発信したとします。
これは『情報の出し方』としては正しいでしょうか?、、、正しくないですね。
では逆の情報は何と言うかといいますと『PUSH(プッシュ):押し型』の情報
と言います。
『PUSH型』の代表といえば、テレビ、ラジオ、新聞、ポスター、チラシ、そしてダイレクトメールです。
こちらの意志とは関係無しに入ってくる『情報』の形です。
『知らない情報』を伝える事ができます。
しかしながら、それらはお金がかかる。今までは資本が物を言っていました。
それを根本から変えたのがインターネットです。インターネットの基本は【無料】です。
インターネットにおけるプッシュ型の代表例はメーリングリストです。
かつて、、、、いや、今もですが、大手のショッピングモールはメールアドレスを集めることに執着します。
それは『PUSH型』で情報を送れるからです。
アドレスさえ集めれば無料で何千、何万という人にメールという形で『情報』を届ける事が出来る。
同じ物がどこでも売っている昨今、自分達の事を知って貰える。
自分達を思い出して貰えるということはスゴク大事なことです。
ただ、メーリングリストに関して言えば、顧客との関係性ができていない限り、もう終わりに近づいているメディアです。
理由はこちらから
通販サイトで大儲けの罠 ー買ったお店の名前、覚えてますか?ー
その変わりに台頭してきているのが、フェイスブック、TwitterなどのSNSです。
これらも『PUSH型』の情報です。
『情報』は『PUSH』と『PULL』に分けて考える必要があります。