「商店街のホームページ」について考える。
商店街って言葉を使っている検索キーワードは、、
、、、思った通り、商店街名での検索ばかり
仲見世商店街
赤羽商店街北
千住 商店街
etc,,,
それ以外で見逃せないと思われる検索用語は、、、、
キラキラ橘商店街 地図
巣鴨地蔵通り商店街 地図
合羽橋商店街 地図
松原商店街 駐車場
巣鴨地蔵通り商店街 グルメ
武蔵小山商店街 おすすめ
空堀商店街 お好み焼き
etc,,,
ここでよく間違われることを、、、インターネットは万能と思われがちだがそれは違う、そもそも検索という行為は「知っている事しか探せない」「その中でも思い出したことしか探さない」ツールだ。
(「ホームページが万能というウソ」参照)
有名ブロガーなどが紹介してくれて、いきなりアクセスが増えることもあるが、そんなラッキーは中々あることではない。
検索だけで考えるべき、つまりターゲットは「商店街の存在を知っている人」というのが第一のターゲットになる
さらに、商店街の方で個別のホームページを持っていない場合、店名などで検索をしたら、特種な名前の場合はかなりの確立でそのページにくる。二番目のターゲットは「店名を知っている人」と、なる
ここで見逃せないといった検索用語が出てくる「地図」と「駐車場」
「駐車場」のほうだが、これは言わずもがな、、、商店街に来る人は最初に駐車場を気にする。駐車場があるのか、提携駐車場はあるのか、といった情報を求めていることになる。つまり、もしホームページを作る場合はこのページは必須となる
「地図」の検索も多少は「駐車場」とかぶっている部分もあると思われるが、ほとんどの場所はテレビでも放映されたことのあるような有名商店街ばかり、つまりは
巣鴨地蔵通り商店街 グルメ
武蔵小山商店街 おすすめ
空堀商店街 お好み焼き
これらの単語も含めて観光地気分で訪れることが考えられる。「どんな店があるかな〜」といった感じで、みることがほとんどだろうとは思う。
当たり前だが、商店街の名前で検索している人は商店街に用事がある人。そして第二のターゲットと設定した「店名を知っている人」も同義。
商店街にあるお店で知りたい情報といえば何になるか、
個別に考える
■電気屋
営業時間、修理を依頼したいとかの電話番号 街の電気屋に頼むということはお得意さんであることが考えられるから、一番は電話番号だと思われる
■飲食店
予約の電話番号、ぐるなびや食べログなどの大手サイトでは手に入らない情報。「全体で何人入るのか」「子供が入れそうな雰囲気なのか」
■酒屋
営業時間、日本酒はなにがおいてあるのか等々、、、
理想としては各店毎にこまかく上記の様に消費者の心理を考えて、立派なホームページにしていくこと。しかし、これだとちょっと予算が高くなる。
予算のことを考えて、電話帳代わりとして全部の店舗、決まったことだけを掲載するのも一つの手
ここで、商店街側のそもそもの目的を考える。
HPを作るのが目的ではない。「商店街に来る人を増やす」のが目的だ。
検索してくる人はそもそも興味がある人達なので、それを「取りこぼさないため」にHPが存在するのはいい。
でも、せっかくなので少し積極的に使う方法も考えてみる
検索は最初に書いた通り、「知っている事しか探せない」「その中でも思い出したことしか探さない」、情報を「引き寄せる」(プル【PULL】形)のツール。
ということは例えば商店街がイベントをやっていたとしても、その時に偶然商店街のことを検索した人しか情報が届かない。
これでは余りにも確立が低い。
これを回避するためにどうするかというとプッシュ【PUSH】型の情報を使う。
プッシュ【PUSH】型の情報は「しらない情報」が入ってくるのが特徴、代表的なものはテレビ、ラジオ、カタログ、ダイレクトメール等、いろいろあるがインターネットでの代表というとメールになる。
もともとリアルで買い物をしに来る人がある場所だ。お買い物のついでにメールアドレスを登録してもらい、メールアドレスを集めることができれば、イベント毎にメールを送ることで、商店街のことを思い出してもらえる。
こちらのほうが断然重要ということになる。
ツイッター、フェイスブックもプッシュ型になる。今の時代はこちらのほうをやったほうがいいだろう。