価値の加え方
これは松戸の下矢切というところにある八矢庵さんの「どら焼き」
こちらのお店は会社の御祝いや、学校などの入学、卒業式などに、焼き印を作って『どら焼き』に印字している。
物は「どら焼き」だが、焼き印が入った瞬間特別な物になる。
これと同じ戦略をとっているのが最近の「コカコーラ」
フェイスブック上でも結構みかけるが、名前を印字してあるボトルが販売されていて、
自分の名前を探したり、知り合いの名前を探してプレゼントしたり、、
しかしながら、このお話し、「どら焼き」に関して言えば、、多分饅頭に焼き印がしてあっても、羊羹に名前が入っていても、
コカコーラに関して言えば、スプライトに名前が入っていても、アクエリアスに名前が入っていても絶対買うと思う。
その人達が【本質的に望んでいること】は、「自分の名前の入った『ボトル』が欲しい」だったり、「届けた人の笑顔が見たい」だからだ。
「コーラ(喉の乾きを癒す必要なもの)が欲しくて買っているわけではない。自分の名前の入った『ボトル』(気持の動くもの)」を買っている。
これが【今の人は『必要な物』ではなく、『気持が動く物』を買う。】の証明だと思う。
そして、気持を動かす物を作ったあとは、その『情報』を伝える必要もある。
『情報を出していない所(物)は存在していないも同じ』になる。