吉呑み
牛丼の吉野屋さんが始めたチョイ呑みのスタイルです。
チョイ呑みに関してはは以前書いたページを読んで貰うとして、
自分の店舗が値段合戦に入るべき店舗なのか、それとも付加価値を上げて、安売りをしない店舗になるべきかを考えるのは大事なことです。
結局、消費者からみると、使い分けの幅が広がったことになります。
普段の生活はまあまあで満足して(メニューがすくないとか、味気ない店舗の雰囲気だとか)
ここぞという時には倍の値段でも出す。
なので、安売りをしない店舗になるべきときめた飲食店においては、ちょっとハードルが上がった感じですね。
たとえば、冷や奴は160円でした。
これを倍の値段で売るにはどうするか?
地元のうまいお店の豆腐で、器や薬味に凝ってだし、そして『それを伝える事』。
よい器で出す。→見た目の価値をアップ
薬味を凝って出す→仮に数種類だしたとすると、選択の価値と、ネギショウガ以外の新しい発見の価値
それを伝える→どんないいものでもそれを伝えないと意味が無い。接客で伝える、POPでつたえる。
有名な人が作っていないから無理?いえいえ、そんなことはありません。これは静岡県伊東市にある「まるげん」さんというお店のPOPです。
どこにでもある『味噌』のことで、「すとうさん」なんて知りませんが、こう書かれることですごいワクワクしませんか?
メニューはこちら。このほかにもちろん牛丼も頼めます。