短期的な『ワクワク』、長期的な『ワクワク』
『ワクワク』が売上アップのキーワードだということは書きましたが、
この『ワクワク』の中にも短期的な『ワクワク』と長期的な『ワクワク』があります。
セブンイレブンの会長の著書によると、新商品を投入た場合、商品の売れ方のグラフは鉛筆型/\らしいです。いきなり売れて、いきなり売れなくなる。
つまり/\/\/\
これは分解すると短期的な『ワクワク』をつなげていることになります。
大手のように新商品開発が容易ではない、中小企業にとっては、この戦略はとれません。
そうなると、リピートがキーになる。リピートの一番大事なものは『記憶につける』ことになります。
例えば先日一緒に食事をした人の業種では『親子券の販売』というのがアイディアとして出ました。
これは長期的な『ワクワク』になります。
返ってくるのは30年後です。
【思い出】になれば大人になってもきっと、覚えている。自分の子供を連れてくる。
実際大手の企業をその辺りも考えていて、夏休みになると行われるマクドナルドをはじめとした『工場見学』はこれを狙っていると思われます。
人はやったことには結果が出て欲しいから、すぐ効果を求めてしまいますが、これは『30年後に返ってくる』とちゃんと意識して継続することが必要です。
まず、最初は『ワクワク』を沢山つくる。差別化ポイントを考える。
その上で、すぐ結果が欲しい人は短期的な『ワクワク』を多くして、中期的な結果を求める部分、長期的な『ワクワク』を求める部分を足していくといいと思います。
そして『ワクワク』と『情報を出す』ことは車の両輪です。
両方なくてはいけない。
『ワクワク』が種ならば『情報を出す』ことは水をやることに等しい。
毎日、継続的にやらなければいけません。
今は『情報』が届きにくい時代なのです。