小説 Archive

【第5話】たかがPOPされどPOP ー『目』にする機会を増やすー

たかがPOPされどPOP ー『目』にする機会を増やすー ある日、三木が一日店にいさせてくれと言ってきたので、 何か意図があるのだろうとOKをだし、一日二人で店番をしていた。 意外だったのは、やらせてみるとレジから袋詰めま […]

【第4話】ホームページが万能という決定的な勘違い

【第四話】ホームページが万能という決定的な勘違い ー『PUSH情報』と『PULL情報』ー 「よう、一郎ちゃん、最近なんか頑張ってるねえ」 ある日の朝、いつものように開店準備をしていると、同じ商店街にいる洋服屋の主人の寛和 […]

【第3話】セールの落とし穴

セールの落とし穴 ーセールは『情報』とワンセットでー それから一ヶ月ぐらい三木は来なかった。 メールは来ていたが、『焼き立て』のA看板をちゃんと書いているかということと、慣れてきた頃から空いたスペースに、【身近なことで楽 […]

【第2話】情報を出していない所は存在していないも一緒

【第二話】情報を出していない所は存在していないも一緒 ー『情報』とA看板ー 「では、早速、お話しさせていただきたいと思います。これから私がいろいろな角度からお話しをすると思うのですが、結局それらは全部『情報』についてにな […]

【第1話】いい物を作ればいつか解ってもらえるの間違い

【第一話】いい物を作ればいつか解ってもらえるの間違い ー自分達の順番が回ってくるタイミングが昔よりずっと遅くなっているー 何日かして、またあの男がやってきた。 心なしか顔がほころぶ。 「いらっしゃいませ」 と元気よく声を […]