一応、このHP及びメルマガの趣旨は東京と、”伊豆”のおいしいところをお伝えするということになっているが、このところ伊豆の話はご無沙汰となっている。今年のお正月、帰省した際にいくつかまわってこようと考えていたのだが、残念なことに目を付けていたお店のほとんどはお休みで、開いていた残りのお店もお正月メニューで紹介には向かない感じだった。 どのお店も何度も通ったお店なので書こうと思えばそらでも書けるのだが、遺伝とは怖い物で、和菓子屋職人である親父の血が騒ぐのか。『中途半端な状態で出してはいけない!』と、かってに自分自身に縛りをかけて、しょうがないまた東京版を書くかと思っていた時、家の弟がくれたお年賀がその悩みを一蹴してくれた。 『あいら伊豆農業協同組合 いちじくジャム』 コンフイチュールブームもかなり下火になってきている昨今、いまさらジャムを紹介するところがいかがなものかと思うが、このジャムは充分に紹介に値する。 おせじにもおしゃれと言えない一辺が8cm程の箱。ピンク地に版画(?)のいちじくのイラスト、そしてコピーとして、 「this is handmade ichijiku jam. it is good tasty,high quality,luxurious.」 と、書いてある。 自分も、それほど英語は自慢できるほどではないが、もう少しこんな文章的ではない英語で表現は出来ない物かと思う、(笑)さらに、せめて文章の頭は大文字にしたほうがいいのでは、、(笑、笑)とも思う。 きっと、農協のおじちゃんたちの中でもっとも英語が得意とされる人が、辞書片手に考えたんだろうなあと思う。 この辺の野暮ったさが逆にほのぼのしていて田舎っぽくていい(笑) 初めてこのジャムと出会ったのは10年ほど前の『フジサンケイクラッシク』(ゴルフの大会)の時だった。 当時、菓子組合とか、商店街のお偉いさんをやっていた(と、いっても狭い街なので持ち回り)うちの親父は当然、市の観光課とも接触が多く、その関係で『フジサンケイクラッシク』の芸能人がくるチャリティーの日に、出店を出してくれないかと言われた。ゴルフ場で和菓子の出店なんかをしてもそれほど売れるとは思えないが、それは観光課の方も解っていて、無理なお願いと知りつつも、少しでも華やかな雰囲気を出して、市では数少ないイベントを盛り上げたいがゆえのお願いだった。田舎の基本的な考え方は持ちつ持たれつなので、親父もそれを引き受け、ただ、自分やお店のスタッフを出す訳にいかず、当時まだ、そこそこの規模の会社にいてゴールデンウィークもきっちりお休みが取れていた自分におはちが回ってきた。 ゴルフ場では同じような経緯でお願いされたと思われるお茶屋さん(伊豆の特産でぐり茶といわれるお茶。これがおいしい。)と、このイチジクジャムや、地元でとれるニューサマーオレンジ等々を扱う農協のおじちゃんが来ていた。 しかし、その日の売り上げは当然どのお店も惨憺たる物で、その悲壮感に仲間意識が芽生えたのか(笑)お互い売れ残りをお義理で買いあった。 で、その時、お義理で買ったのがこのイチジクジャム、お義理で買ったのでそれほど期待もしていなかったのだが、それがビックリするほどおいしかった。そんな事を話したか、話していないか?いつからか、うちの一番下の弟が、毎年年始にお年賀としてくれるようになった。 『コンフイチュール』なんて小洒落た表現より、『ジャム』といったほうが遙かにしっくりくる。 このジャムは手作りで、 原材料はいちじく、砂糖、クエン酸のみ、クエン酸はようするにレモンを搾る代わりと言ったところだろう。それを直径8cm程のかっば橋なんかで売られている無地の瓶に「シールを貼りました」的な手作り感たっぷりの入れ物に入れて、先述の箱にいれて売っている。 年初はこのジャムの活躍する頻度が高く、ある日の朝食が、トーストとヨーグルトだったので、すかさず冷蔵庫からいちじくジャムを取り出し、食卓に着く。 瓶の蓋を開けるとイチジクの香りがここちよく鼻をくすぐる。 その距離約30 cm 。まずこの香りにやられる。香るジャムってすばらしい! 一般的に市販されている物よりも少し柔らかめ。かといって、たれると言う感じではない。 トーストに塗る際にも、よく伸びるので、固ったいジャムみたいにせっせと伸ばす必要はないし、固まりも出来ない。 たっぷりジャムをぬったトーストを一口。 ”おいしい” 甘酸っぱさの中に、すこし残ったイチジクの繊維の歯ごたえが何とも言えず気持ちいい。この酸味とのバランスがいい。 また、ヨーグルトにも合う。 個人的にはこれが一番好き。ジャム自体の柔らかさ絶妙にマッチする。 ソースのように水っぽくはなく、それでいて固くもなく、ヨーグルトにはこれで決まりでしょう! お店に行けば(←この辺、ここは車でないとちょっと無理な場所。国道135号線で伊東に入り川奈に抜ける途中辺り) 一つづつから買えるが、( 一つ¥500:税込み¥525) ホームページではそうは行かないようだ。 (3個入り ¥500×3+送料¥500=¥2,000) http://www.ja-shizuoka.or.jp/webshop/kakouhin/aira/jam/jam.htm それ以外にも一応、JAあいら伊豆全店で扱っている模様なので 、 http://www.ja-shizuoka.or.jp/aira/map.html 伊東に行くことがあったらぜひどうぞ、オススメです。 ホームページをみてみたら何でも20年ほど前からあるらしい、なんの変哲もない原材料で、昔ながらの手作りで、長い間愛されている。本当においしいものっていうのはこういう物なのかもしれない。 (2006.01.26) 2006.04.26-追記- 先日、所用があって伊東に帰った時、このジャムが道の駅 伊東マリンタウン内 八百メさんで売っていました。ここは国道沿いで場所も解りやすいし、その他にもいろいろあって、楽しめるのでこちらで購入する方がいいかもしれません。
ここ(一進堂/和洲)でしか買えない和風ティラミスとも言える和菓子。 ”口の中で溶けます!”こんな和菓子食べたこと無い!おすすめです 和菓子:一進堂 和洲 もし、本文を読んで味覚が似ていると思われたなら、きっとこれらの和菓子もお気に召すことでしょう。保証します! ぜひ、皆様もお試しください。
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