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*お急ぎの方は、色の部分だけ読んでも意味が通じるようになっています。 最近、最もはまっている物の一つに有機野菜がある。きっかけは今年で一歳になる家の娘の離乳食だった。かねてからアレルギーの原因の一つに農薬があるのではないかと疑っていた自分は、娘の離乳食が始まる際、初めて与える食材に関しては、無農薬の物を使ってくれないかと妻に頼んでいた。そうすれば、仮にアレルギーが出た場合、アレルギーの原因が野菜そのものなのか、農薬なのか断定できると思ったからだ。
で、1.5倍からする値段の有機野菜を購入し、離乳食で使う分なんてたかがしれているので、そのおこぼれを頂いていたのだが、その味にビックリした。
どれもこれも今まで食べてきたものとは雲泥の差があった。ジャガイモや玉葱は甘く、特にニンジンに至っては甘さもさることながら、あの独特のえぐみがまるで無い。
同じ思いをする人が増えたからか、この所、減農薬や無農薬の野菜で料理を作り、ビュッフェ形式で出すレストランがちらほらと現れ始めた。野菜に目覚めていたので、そういったレストランを3軒ぐらい回ったのだが、その中で味付けが自分の好みに合っていたと言うことと、唯一そのお店だけがあるスタイルを取っていて、気に入ったのでご紹介。
”亀有駅 ”
常磐線で上野から北千住まで行き、そこで各駅停車に乗り換え2つ目。千代田線なら西日暮里から乗って1本。どちらも20分強ぐらい。
東京の端の方、下町色が残る某長寿漫画の舞台となっているこの街には、その漫画の主人公の名前を冠したどら焼きがあったり、改札を出て北口側には銅像まで建てられていて、街を上げての大プッシュといった感じである。
そんな亀有駅の改札を出て、南口側、駅を背に左斜め45度ぐらいの方向にある道を200mほど真っ直ぐ行くと、ついこの間できたばかりのイトーヨーカドー系列の『アリオ』という大きなショッピングモールがあり、
その1Fのレストラン街に
”食彩健美 野の葡萄”
はある。
このお店、前述のとおり、 有機、減農薬、自然栽培、無添加の素材を使った料理を、お昼は1600円、夜は2400円でビュッフェ形式で出す。
お店は『アリオ』自体がまだ出来たばかりと言うのもあるし、こういうお店はどこも今はブームなのか、混み合っていて、すんなり入れた試しがない。
ただ、ここはショッピングモールの中なので暇つぶしには事欠かない。名前を書くと、何分後に来てくださいと促されるので、CDを見たり、本を物色したりしてストレス無く待つことが出来た。
この日は40分ほど待たされ入店。入り口を入ると正面に大きなテーブルが2つあり、ここに料理が所狭しとのせられている。手前のテーブルには、白和え、筑前煮、卯の花、エビの酒蒸し、きんぴらゴボウに豆の煮物など、昔ながらの純和風なメニューが数種類と、葉物系のサラダ。そして八穀米や炊き込みご飯、白飯の入ったおひつがある。
奥のテーブルは少しだけ脂っ気が出て、地鶏の唐揚げ、ミートボールのトマト煮、ペンネのポモドーロ、麻婆豆腐、健康玉子の茶碗蒸し、スパゲッティ、ETC,,などが置いてある。
テーブルの奥はドリンクコーナーになっており、有機栽培のコーヒーや、100%のグレープジュースやリンゴジュース、びわ茶、よもぎ茶、健康ブレンド茶などなど多種多様の飲み物。
テーブルの右手は入り口の方から蒸しパン、ロールケーキ、抹茶ときなこのワラビ餅、黒ごま豆腐、その他沢山のデザートが並ぶ充実のデザートコーナー。中腹あたりはかまど風の作りになっていて、4つの羽釜の中に薬膳健康スパイシーカレー、天然出汁のおみそ汁、脂肪が燃焼するらしい、アミノスープ。白玉ぜんざいが入っている。さらにその奥にに野菜の天ぷらが置かれている。
テーブルの左手は天然酵母のパンが置かれている台で、パンの傍らにオリジナルのイチゴジャムや、巨峰ジャム他数種のジャムが置かれている。
座席は料理が置かれているテーブルの左側から奥に向かって約100席。外に18人分のテラス席があり、入り口を入ってすぐ右側にも30人ほどの席がある。
メニューは何の変哲も無い、しかも脂っ気の少ないメニューなので、食べ盛りでは物足りなさを感じるのかこのお店含め三件回ったどのお店も二十代の男性は皆無と言っていいぐらいいなく、どのお店も中心となる客層は二十代の女性、三十代の子供連れ、そして、初老の夫婦と言った感じだ。
ここでは木のお皿をつかいセルフサービスで料理をとる。木のお皿があたたかい、そしてここが気に入ったというスタイルの部分なのだが、このお店のみ箸が普通の箸だった。
確かに、割り箸は木材のきれ端で作っているから環境破壊につながらないという人もいるかもしれない。それでも、割り箸を使わなければその端材を何か別なことに使おうとする動きも出るかもしれないし、今は洗浄機もあることだし、 ちょっとしたことだけれだけれど、無理のない程度でできることをやるという姿勢はステキだと思う。割り箸より食べやすいしね、、
話を料理の方に戻して、、、
食べ放題と言うと血が騒ぐのは貧乏人の性。とにかく端から端までかったっぱしから食べていく。また、このお店何を食べてもおいしい。
白和えや、豆の煮物、卯の花、ETC,,,メニュー自体は本当に目新しさなんてまるでない、
昔ながらのメニュー。しかし、素材が良くなっただけでこんなにもおいしくなるものか?と目からウロコ状態。とにかく野菜がおいしい!
野菜の天ぷらは熱を加えられているというのを引いても、玉葱は香りも高く、味わいが深い。サツマ芋にいたっては、もうこれはスイートポテトでしょう!と言っていいぐらい甘い。ニンジンは縦に1/4、横に半分の1/8に切っただけの”ごろん”って感じの大きさなのにえぐみがまるで無いので、すんなり食べれてしまう。
サラダにいたっては、特にレタスがおいしく。あまり葉物のサラダは好きでは無いが思わずお代わりをしてしまうぐらい。また、これにかけた黒ごまのドレッシングがすっきりしてておいしい!
飲み物もなんか体によさそうなのでお茶をかたっぱしから飲み、ここぞとばかりに日頃の不摂生を取り返そうとする。
デザートも充実している。なんと言っても和菓子屋の息子にはうれしい”白玉ぜんざい”がある。当然お代わり。それと、抹茶ときなこのワラビ餅に黒蜜をかけて食べるんだけどこれがおいしい。
もう、お腹一杯ってなった後、
締めに有機コーヒーを飲む。なんか心なしか後味がすっきりしている感じがする。
そんなこんなであっという間に制限時間の90分がたちお会計
前述のとおりお一人様1600円、ちなみに小学生は800円で幼児は400円、3歳以下は無料。
有機や減農薬の野菜は高いので、この値段でこれだけ食べられれば大満足。
オススメです。
ホームページ↓
http://www.budounoki.co.jp/m9_tempo/m9_tempo.htm
(2006.05.10)
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