ロングテール理論と情報
一般的な店舗では上位2割の売上げが全体の8割をしめるという経験則がある。
かつてヒット商品が一つあれば安泰といわれたが、この経験則はこのことを証明していると思う。
しかし、、、これをくつがえしたのが『ロングテール』。
一般的な店舗の場合、物理的に「展示スペースの限界」があるので、ヒット商品を前面にうちだして、一番いいところに置き、売上げを立てる必要があった。
また、消費者の方も、一番いい場所に展示されていれば自然と目につくし、仮にちょっと違うとしても、そのお店にある品揃えの中から選ばざるを得ず、本当に欲しい物はあるにせよ、その中から「だいたい近い物」を買った。
ところが、今はネットで本当に自分が望む物を探すことができる。
自分にぴったり合う物を探そうと思えば探せる。
いわゆる「死に筋」と言われる残りの8割。
お店だったら、店頭に出ることがなく、倉庫で出番をまっていたり、出してもなかなか売れなくて場所代の方が高くなってしまうような商品。
これらが、ネット=ホームページでは無限に展示スペースが取れるので、
消費者の目に触れるようになる。そして、売れる
そうするとどうなるか、、死に筋だった8割を全て足した数は、上位2割とほぼ同じとか、もしくはそれ以上の数となる。
これが【ロングテール理論】
、、、さて、ここでこれを『情報』に置き換える。
ここ三年、フェイスブックの使い方を教えたりしてきたが、実はこの理論を『情報』に置き換えている
『一人一人が発信者になると誰もかなわない』
情報の出し方にはいろいろあるが、
上位二割の情報の出し方。これはテレビや、雑紙、になるだろう。
資本がない人はこの情報の出し方はできない。つまり、いままでは資本がものを言っていた。
ところが、今はタダで情報を発信できるものがある。フェイスブック、Twitter、ブログ、ユーチューブなどなど、、、
そしてそれは特別なものは必要無く、PCかスマホがあればいい。
一人一人が出す情報。一つ一つは大した数ではないかもしれないが、足すと上位の情報媒体の数を超すことができる。
『情報』の面で言えば、もう大手が絶対ではない。
大事なのは『一人一人がそれを使えるようにする環境』だ。
と、いうことでフェイスブックやTwitterを使える人を増やして行きましょう。
そして、youtubeやブログも、、、